鬼滅の刃が大人気な理由を考えよう!ブログ
こんにちは、鬼殺隊のくまゆーです。
鬼滅の刃については結構前から書こうと思ってたんですけど、人気がうなぎ上りでなかなか書くタイミングが見つかりませんでした。で、人気が落ち着くのを待つのを待ってられん!書こう!と現在に至ります。*ネタバレ注意!
今回は鬼滅の刃が何故ここまでの大人気を誇るのか、王道漫画しか読まない分際の僕が幾つかの点から考えてみました!
ちなみに1番好きなキャラは黒死牟です。バックストーリー含めて大好きです。
①テンポが良すぎる
まずはこれにつきますね。鬼滅の刃は現在物語の最終局面を迎えていますが、巻数としては19巻しか出ていません。打ち切り漫画ならともかく、人気漫画を引き延ばしがちのジャンプには珍しいテンポの良さです。
「キャラ立ちも良し」
伏線や修行などのサブパートも少なく、物語の核心に迫るもの以外はほとんどありません。風呂敷を広げすぎないので、普段アニメや漫画を見ない人にも内容がわかりやすく、頭に入ってきやすいですね。そのわりにキャラに個性あるのは本当に凄い。
②とにかく話がわかりやすい
これはさっきのテンポの良さも関連してくるんですけど、物語が難しくないんですよね。鬼滅の刃は鬼の祖である鬼舞辻無惨を倒すことを物語の軸にしており、全ての話がそこに向かって進んでいきます。余分な話は一切無いです。
これはジョジョの3部までに見られる方式で、最初にゴールを決めることで物語全体の道筋が見やすくなるものだと勝手に考えました。
「一貫してボスが同じ」
そしてもう一つ、難しい能力や設定が無いことも話をわかりやすくしています。鬼滅の刃にはハンターハンターやジョジョに出てくるような搦手主体の能力がほとんどなく、シンプルなバトルが多いです。
なので、頭を使う心理戦や何度も読み返さなきゃ理解できない話が少なく、物語のテンポに読み手もついていけます。すげーや!
「これは極端な例」
③アニメ凄すぎやろ
①と②から漫画の時点でレベルの高い鬼滅の刃でしたが、アニメが更に上の次元へ昇華させました。
漫画だと初期の方は少し癖のある作風だったんですけど、アニメは丁度いい感じに漫画の雰囲気を残しつつ一般受けしそうな画風で、漫画への最高の入り口になりました。
さらにシンプルでテンポが良い故に少し淡白だったバトルシーンがアニメだと演出もりもりなのも良かったです。
「ここやばかった」
僕は基本的にアニメより漫画派なんですけど、ここまでアニメ化と相性が良いと感心しちゃいますね。ただ映像化するのではなく原作に足りない部分を補う良いアニメ化でした。泣ける。
④声優人気との釣り合い
今や声優さんもいろいろなメディアに露出しており、ファンの方々もたくさんいますよね。凄く良いことだと思うんですけど、僕は事アニメに於いては、原作やキャラと声優さんが釣り合っていないケースが好きじゃないんですね。
あくまで声優さんはアニメの大きなピースの一つであって、声優先行の人気だと一般受けしづらいんじゃないかなって思います。アニメを見てるのか声優さんを見てるのか、わからなくなくなっちゃう。(もちろんファンで声優さんを追っかけてる場合は別ですよ!)
その点で鬼滅の刃の声優さんは僕が名前知ってるくらいなので実力も知名度も抜群なんですが、①〜③で書いた良さも相まってキャラや漫画が喰われずに凄く良いバランスだと思いました。黄金比率だね。
⑤タイミングとか
ここまで、つらつらと鬼滅の刃が人気な理由を書いてきたんですけどダメ押しです。鬼滅の刃のアニメ化はジャンプ作品にしては遅くいので、アニメから入ってきたファンが原作を全巻揃えようとした時の売り上げも大きかったのではと思います。アニメの続きの話も豊富にあるし、遅咲き故のメリットです。
「すげーや」
あとはいろんな層に人気なので、各層の購買意欲がある人を取り込んでいるとかもありますかね。
終わり
最後になりますが、僕が適当に考えた理由なので話半分にしといてください。漫画の人気は大抵初版で決まるんですが、ここまでの右肩上がりは類を見ないらしいです。
まあ人気の理由が何であろうと、というか人気がなくても面白い作品には変わりないので皆さん鬼滅の刃を読みましょう!もうすぐ終わりそうだから今しかないぞ!
…ジョジョみたいにいきなり50年後になって第二部入らないかな。
次回は年金問題についてやるお!?
デリック・ローズについて語るぞ!前編
こんにちは、タピオカ大好きくまゆーです。
今回はタピオカについて書こうと思ったんですけど、よくよく考えたらタピオカそんなに飲んでことなかったので、やっぱり僕の大好きなデリック・ローズについて書きます。まあポジティブに紹介できるうちにやっときましょうってことよ。
「DRose」
1.デリック・ローズとは?
まずデリック・ローズ(いちいち書くのめんどくさいからローズで統一)とは誰なんですかって話を軽くします。
ローズはアメリカのバスケリーグ、NBAの選手の一人です。かなり人気のある選手で、アディダスからオリジナルのシューズを出している数少ないスターでもあります。ポジションはPGなので小さい部類にはいりますね。191cmだけど。
とりあえずこのくらいで、詳しい説明は後々していきます。
「今年で10作目のシューズを発売」
2.ローズ運命のドラフト指名
*NBAに詳しい人や読むのがめんどくさい人は『』は飛ばして下さい。特に読まなくても大丈夫です。
『NBAはドラフト指名制でルーキーを獲得します。ただ、日本のプロ野球で行われるドラフトとは幾つか違う点があるので簡単に説明します。
NBAは高卒直後に入ることが出来ないので、とりあえず大学でバスケをしてからドラフトされるのが一般的です。最近ですと八村塁くんは3年生でドラフトエントリーしましたね。
もう一つの大きな違いはドラフト順位です。NBAでは1年に1人しか1位指名されません。というのもNBAのドラフトは弱いチームから指名できる形式で、その順番ごとに1位、2位…と順位が付けられて行きます。なので競合は存在せず、ルーキーで1番評価される選手ただ1人がその年の1位指名を受けます。』
ローズは2008年にシカゴ・ブルズから1位指名されました!この時ブルズが1位指名権を得る確率は1.7%で、さらにローズはシカゴ出身というまさに奇跡のドラフトでした。持ってるね。
「伝説の始まり」
新人ローズは弱々しいブルズを勝率5割に復帰させ、ドラフト1位の前評判通り新人王を獲得します。さらに、その後のプレーオフでは格上のチームを相手に36得点を記録、結果は敗退とはなりましたが、これらの試合はNBA史上最高のプレーオフ1回戦と呼ばれています。
3.止まらないローズ
順調に成長するローズは2年目の2009-10シーズンにオールスターの控えに選ばれます。これは1998年のマイケルジョーダン以来となるブルズのオールスター選手でした。
3年目となる2010-11シーズンは更なる成長を見せ、名実ともにブルズの顔となったローズはオールスターのスターターに選出。チームも東地区を首位で走る抜けるなどアンストッパブルな選手となりました。さらにこの年にローズは、宣言していた通り史上最年少となる22歳6ヶ月でシーズンMVPを受賞します。
「最年少MVPの誕生」
4.ローズに落ちる影
4年目にはアディダスと14年契約を結び順風満帆なローズでしたが、遂に悲劇に襲われます。
プレーオフ1回戦、12点リードして迎えたブルズのオフェンス時に、ジャンプから転倒したローズが膝を抱えたまま立ち上がりません。コーチやメンバーの助力で退場したローズが、コートに戻ってくることはありませんでした。
試合後のMRI検査により左膝前十字靭帯断裂と診断され、一年近い離脱が確定したローズ。チームも勢いを失い敗退。この怪我は今後ローズとブルズに大きな影を落とし続ける事になります。
「大怪我をするまでストレッチをしたことがなかったローズ」
5.復活を目指すローズ
5年目は前述の怪我のリハビリにより全休のローズでしたが、6年目に遂に試合復帰します。ブランクを感じられるものの、随所で勝負強さを発揮するローズを見てファンは歓喜しました。
が、復帰から暫くして、試合中にバランスを崩し右膝を負傷。 試合後のMRI検査により右膝半月板断裂と診断され、またもやシーズン全休となりました。この2年での出場試合数は10試合でした。
7年目の2014-15シーズンに再び復帰したローズでしたが、怪我の影響からか以前の圧倒的なスピードは感じられず、小さな怪我を繰り返すシーズンとなりました。また、ローズがいない間にブルズにはジミー・バトラーという新たなエースが誕生しており、絶対的だったローズの居場所は徐々になくなっていきました。
8年目にはジミーとの不仲も噂され、チームもプレーオフに出場できず、数年前の輝かしいブルズが嘘のようでした。ファンには依然愛されているローズでしたが、NBAはビジネスです。チームが遂に動きました。
「7年目のプレーオフではブザービーターを決めるが、最終的にはレブロン率いるキャブスの前に敗退」
6.さよならブルズ
2016年6月22日、ニューヨーク・ニックスとシカゴ・ブルズの間でトレードが成立。そのトレードにはローズも含まれていました。
シカゴで育ち、シカゴでプロになり、シカゴを愛し、シカゴに愛された最年少MVPのシカゴでの物語は8年で終わりました。ファンは怒り、悲しみましたが、後にローズは自身のドキュメントで「何が起こったかわからなかった」と語っています。
「突然のトレード」
7.どうなるローズ
トレードされたローズ、移籍先のニックスはスーパースターであるカーメロ・アンソニーのチーム。一体ローズはどうなるのか、復活できるのか!
…一つのブログで書こうと思っていたのですが、書ききれなかったので前半後半に分けて書きます。許して。
次回も是非見てください!
↓ブルズ時代のローズのTop10プレイ集
次回は年金問題についてやるお!
ありがとうコービー
くまゆーです。
今回はコービー・ブライアントについてTwitterやInstagramで書ききれなかった気持ちや想いをここに書きたいと思います。なので目次も項目も無しでブログというよりはメモみたいな感じです。許して。
「マンバアウト」
1月26日にNBAのレジェンドプレイヤーであるコービー・ブライアントとその娘である次女ジアーナを含めた9人がヘリコプターによる事故で亡くなりました。
朝起きてその情報を目にした時、僕は意味を理解できませんでした。つい一昨日まで、コービーは自身の通算得点記録を越したレブロン・ジェームズに向かって称賛の言葉とともに「前に進め」とツイートしたり、シカゴで行われるオールスターで前チームメイトでありプレミア4の一員で喧嘩別れしたドワイト・ハワードのダンクコンテストの手伝いをすると噂されるなど、引退してなお話題に事欠かない存在だったからです。
自身を常にNo. 1と豪語するビッグマウスで有言実行野郎のコービーが最後に発信した言葉が、誰かを褒めるツイートなんて、そんな馬鹿げた話がありますか?
娘のジアーナはコービーそのものみたいな存在で、コービーに息子がいないことを周囲に言われた時に「コービーのレガシーは私が継ぐ」というほどの実力と度量を持った女の子でした。できることなら彼女の活躍をWNBAで見たかったです。
現役時代のコービーはトレーナーに「4時から練習しよう」と言い、了承したトレーナーが夕方の4時までに準備をしようとしていたところに朝の4時に迎えにくるぐらいの練習の虫でした。今のNBAにそんな選手が何人いるでしょうか。僕が思いつく中ではジミー・バトラーぐらいしかいません。そんなコービーは誰も止められず、ブルズも何回もボコボコにされました。
「ブラックマンバはアンストッパブル」
コート外の功績も大きく、阪神・淡路大震災、東日本大震災に向けたチャリティー活動や義援金を募る支援、自身の名前の由来にもなった神戸の大使を務めたこともあります。
「神戸大使Kobe 名前の由来はステーキハウス」
コート内外問わず活躍するコービーは皆に尊敬され、コービーに憧れバスケを始めたNBA選手は数多くいます。ただバスケが上手いだけでなく、まさに時代を築いたスターなのです。
そんな素晴らしい人間にこんな悲劇が起きるなんて神様は本当にいるのでしょうか。
全然関係ないですが、僕は「100日後に死ぬワニ」という漫画が思い浮かびました。あのワニは死というゴールが見えているからこそ、読んでいる人はそこまでの道のりであるワニの変哲のない生活や行動に悲しみ、感情を動かされているんだなと、それとともに現実ではゴールは直前まで見えず突然道が途絶えます。それまでの当たり前の生活や行動を悲しんだり思い返す時間はないんだなとも思いました。
そしてファンでもない僕がここまでショックを受ける中、コービーファンは突然のことにも前を向き、顔を上げる人が多かったです。もし僕の一番応援している選手が同じ状況になった時のことを考えると、本当に強い人たちなんだなと感じました。
「ローズ曰く復活はマンバメンタリティのおかげ」
そして、その強さがマンバメンタリティなのかもしれません。本当にブルズの邪魔ばっかりして嫌いだったけど、尊敬してるし多くのことを今もコービーから学んでいます。これからも嫌いで大好きな選手です。
最後にコービーのこれまでの輝かしい記録や受賞歴の一部をあげるとともに、コービー、ジアーナを含めた9人のご冥福をお祈りします。
ありがとうコービー。
【記録・受賞歴】
1996ドラフト1巡目13位(シャーロット・ホーネッツ)
NBA通算得点ランキング4位(33,643)
1試合最多得点ランキング2位(81)
アメリカ合衆国代表チーム:2007-2012
2008北京オリンピック:金メダル
2012ロンドンオリンピック:金メダル
国際試合無敗(31勝0敗)
NBAチャンピオン:2000, 2001, 2002, 2009, 2010
NBAシーズンMVP:2008
NBAファイナルMVP:2009, 2010
NBA得点王(1試合平均):2006 (35.4), 2007 (31.6)
年間最多得点:2003 (2,461), 2006 (2,832), 2007 (2,430), 2008 (2,323)
年間最多フィールドゴール成功:2003 (868), 2006 (978), 2007 (813)
年間最多フリースロー成功:2006 (696), 2007 (667)
〈オールNBAチーム 〉
1stチーム:2002-2004, 2006-2013
2ndチーム:2000, 2001
3rdチーム:1999, 2005
〈NBAオールディフェンシブチーム 〉
1stチーム:2000, 2003, 2004, 2006-2011
2ndチーム:2001, 2002, 2012
〈NBAオールルーキーチーム〉
2ndチーム:1997
NBAオールスターゲーム出場:1998, 2000-2016
NBAオールスターゲームMVP:2002, 2007, 2009,2011
NBAスラムダンクコンテスト優勝 : 1997
ロサンゼルス・レイカーズ永久欠番: No.8 & 24
第90回アカデミー短編アニメ賞 「Dear Basketball」
引退試合60得点
W杯レポ終~弱すぎるらしい日本はどうすればいいんだい?~
こんにちは、バルセロナのくまゆーです
W杯も終わりましたね。優勝はスペイン!おめでとうございます。いやー史上最弱と言われつつも本当に負けるとは思われていなかったアメリカでしたが、いざ蓋を開けてみると同グループのチェコより順位が低いなんて驚きました。そんな波乱があった大会でしたが、アメリカとは逆に史上最強と呼ばれつつ全敗の国がいましたね。どこかなー?
今回はその国の行く末についてです。
「財産にできなかったら負けた意味が無いとも取れる」
フューチャーオブアカツキ
1.実際日本どうだったんですか?
そもそも日本の結果はどうだったのか。
〈一次予選〉
1試合目トルコ戦● 67-86
2試合目チェコ戦● 76-89
3試合目アメリカ戦● 45-98
〈順位決定戦〉
ニュージーランド戦● 81-111
モンテネグロ戦● 65-80
結果だけ見れば大敗北ですね。
尚、順位決定戦については真面目に観てないのと、八村や篠山が不在なので考察はしていませんが、少しだけ感じたことは、ファジーカスの難しさですね。
一次予選では機能せずにストレッチ5専門になっていたファジーカスですが、順位決定戦の特にニュージーランド戦は核として機能していました。
通用する相手には無双して、少しでも格上だと全く機能しなくなる印象です。かといって本職のセンターとしては替えもいないので監督は悩むでしょうね。頑張れラマス。
そんなわけでボロボロだった日本。では明確な問題点はなんだったのでしょう。
2.シュートを決めるスポーツ
もちろん問題点はひとつじゃ無いですし、様々な要因が複雑に絡み合っているもので簡単には改善できることじゃないんですけど、もしもドラゴンボールがあって神龍に願いを1つ叶えてもらえるとしたら、それは日本代表のシュート力の改善でしょう。
本当にシュートが入らなかった日本。特に3Pは入りません。バスケはシュートを決めるスポーツなので、守り勝つ!走り勝つ!と言っても相手よりは決めなければ負けてしまうのです。
極端な話、どんなに素晴らしいパスムーブをしても、どんなに素晴らしいハンドリングを魅せてもシュートが入らなければ、不恰好なレイアップより価値がありません。
さらに3Pに至っては成功率がオフェンスの動きに直結します。外のシュートが入らないとわかればゴール下を重点的に守られてしまいます。その結果ドライブができなくなりシュートパターンは少なくなっていきます。
ということでシュートが入らないのは大きい問題。そして1番解決が難しい問題です。
3.日本とミニバス
前提としてシュートが入らないため日本はオフェンスが上手く機能しませんでした。じゃあ何故シュートが入らないのか?国内リーグが悪いという声も最近では聞こえてきます。
確かに今のBリーグの外国人ビッグマン重視のチーム作りは国際的には良くない傾向で、シュートについてもシュート練習が足りていないと言うよりは日本人のディフェンスが緩い為にシュートを簡単に撃てる環境の問題だと思います。
しかし、Bリーグの各チームはW杯に力を入れるよりも今勝てるチームを作ることの方が大切であり、それはビジネス的には至極当然のことですよね。
国際試合で勝てても代表メンバーがいないチームのオーナーには儲けもメリットもないし。
ということで僕の意見としては有望な選手は日本の環境が変わるのを待つくらいなら、海外リーグに行こう!というのが1番で今回の記事のメインなんですが、どーせなんで将来を考えた時に変えたほうがいい環境について少しだけ書きます。番外編。
「高さがちがーう」
日本で小学生がバスケを始める際はミニバスに入るのが基本的だと思いますが、実はミニバスはアジアにしかありません。たぶん。
アメリカなどでは小学生からリングの高さ、ボールの大きさが同じで3Pもあります。ですので、小さい時から練習した経験値をそのまま大人になるまで活かせます。
日本だと中学でルールが変わるので、その際に経験が全てリセットされるとまではいきませんが、距離やシュートフォームなど、かなり別のスポーツになってしまいます。慣れというのは大切で、特にシュートは感覚を掴む為に多くの時間を要します。
もちろんこれが原因で日本のシュートが入らないとは言いませんし、筋肉の足りてないうちから3Pの練習をするとフォームに変なクセがつくなど、ミニバス全てを大人基準の設備にするのは難しいと思います。
しかし、野球でいうリトルシニアのようなクラブを作り、少しでも先の環境に身を置く経験を積むことができたら少なからず日本のバスケに良い影響を与えるとも思います。未来に期待。てことで番外編終了。
4.海外に渡れ!
「スペインの有名なところ」
有望な選手は海外に行けといってもNBAなんて無理!という人もいると思いますが落ち着いて下さい。バスケができるのはNBAだけじゃありません。
有名な所では今回優勝したスペインに通づるリーグ、ユーロリーグがあります。MVPのルビオやNBA新人王のドンチッチもユーロリーグ出身。
「バルセロナ時代のリッキー・ルビオ(現サンズ)」
NBAでは個人技術や自分のしたいプレーを通す力は身につきますが、ユーロでは個人技術が通じない時の対応やチームの歯車になる力が身につきます。
おそらくバスケ選手として優れているのはNBAです。しかし、選ばれたメンバーからチームを作るとなった時にチームとして優れているのはどっちでしょう。優勝はスペイン、アメリカは8位?です。
さらにW杯の決勝戦ではスペインは言わずもがな、スペインでプレーしてる選手の多いアルゼンチンにもユーロの傾向が多く見られました。
驚くことにアルゼンチンにはNBA選手が1人もいません。知ってるスタートは元NBAのスコラと渡邊雄太と同じ大学のガリーノ、個人技術のあるカンパッソくらいです。ちなみにガリーノはNBAで戦力外通告を受けています。
元NBAのファジーカスとNBAにしがみついている渡邊雄太、そしてドラフト9位の八村塁を要する日本がこのチーム構成でどこに向かえば良いのか見えてきましたね。
ということで、レベル的にスペインは難しくてもスペインの流れを代表に取り入れているアルゼンチンのリーグも面白いかもしれません。偶然か必然かラマスHCの出身はアルゼンチンなので戦術を活かしやすいでしょう。
5.まとめ
「マーベリックスのキャンプに呼ばれた馬場、two-way契約かGリーグかそれとも…」
海外を目指して欲しい日本の選手たち。欲を言えばユーロの流れを組むリーグが良いですが、とにかくプレーする環境を変えて欲しいです。
Bリーグが変わるのを待つ余裕は現役選手にはありません。馬場はマブスのGリーグに行くらしいけど他の選手、特に田中大貴などの中堅どころはどうするのか。
来年のオリンピックに向けて日本代表は進歩するのか、ラマスHCはクビになるのか、問題の数だけ楽しみです!サヨウナラ!
あ、ブログは週一更新を目指します。
書いて欲しい内容があったらコメントでもTwitterのdmでもリプでも教えてください。ネタ切れ気味です。
次回は年金問題についてやるお!?
タピオカの行く末~知らんけど~
こんにちは、インスタグラマーのくまゆーです。
皆さんタピオカはご存知ですか?第三次タピオカブームが始まり結構な時間が経ちましたが、まだまだタピオカさんの流行は終わる気配がありませんね。なぜタピオカの息は長いのか、今回は僕なりの見解を書いていきたいと思います。バスケじゃないよ。
「オカタピ」
フューチャーオブタピオカ
①タピオカとは
まずはじめに流行に取り残されているおじさん達のためにタピオカとは何かを説明します。
タピオカの原材料はキャッサバというイモの仲間で、そのキャッサバの根茎からでんぷんを取り、その他もろもろの加工を施し粒状にしたものが「タピオカパール」です。真珠だってよ奥さん。
これを何時間か茹でると我々の知るタピオカです。パールと言うだけあって本来のタピオカは乳白色であり、茹でると半透明になります。よく見るタピオカはカラメルにより着色されているとのこと。
黒色にするのは透明よりタピオカの存在を印象付けられるからだと思われます。写真を撮った時に分かりやすい。
これをミルクティーに入れたタピオカミルクティーが日本だとポピュラーになってますね。以上が美味しいタピオカの簡単な説明。
余談ですが、キャッサバデンプンはタピオカ以外にも使用されていて、ミスドのポンデリングなんかにも入っています。
「キャッサバイモは美味しくなさそう」
②タピオカ流行の背景
そんなこんなでみんな大好きなタピオカ。その流行の理由と背景に迫っていきましょう。
〈タピオカブームの周期〉
そもそもタピオカは日本にとって未知のデザートではありませんでした。実際に今回の流行は第三次タピオカブームと呼ばれています。
第一次は2000年、第二次は2008年くらいらしいので大体8~9年周期でブームが来てることが伺えます。前回のブームを知らない世代がタピオカに興味を持ち火付け役となっているのでしょう。小島よしおが今の子供達に大ウケするのと同じですね。
ということで周期的な理由が一つ
〈SNSの普及〉
「映え」
僕たちみたいなイケてる世代はinstagramやTwitterを使いこなしていますよね。特にinstagramはインスタ映えという言葉が生まれるほどで、思い出を残すために写真を撮るのか、写真を撮るために思い出をつくるのか分からなくなるほど盛り上がっています。
このSNSの盛り上がりにタピオカの印象的な見た目は相性がよく、ブームにブーストをかける形となりました。タピオカは片手で持てるのも大きいですね。
〈台湾人気〉
「きれい」
タピオカの本場である台湾は旅行先として大人気で、2018年のブランドデータバンクの調査では男女ともに1位を記録しています。
人気がある旅行先の名物が流行する状況は多く見られ、記憶に新しいものだとパンケーキやチーズタッカルビなどですね。パンケーキは長年トップの人気を誇っていたハワイの名物で、チーズタッカルビは韓流アイドルなどにより根強い人気のある韓国の名物です。
このように人気のある旅行先でしか食べられない名物が日本に進出すると、その特別感から多くの人が興味を持つことが見受けられます。
タピオカも台湾スイーツとして、さまざまな人から興味を持たれたことが、ブームの後押しとなったのでしょう。
〈てことで〉
細かい部分だと、飲み歩きできるので店の設備が最低限で済む点や流行物にしては値段が手頃な点などが挙げられますが、大きくはこの3つの要因が混ざり合い、第二次以前とは比較出来ないほどのタピオカブームとなったのではないでしょうか。
爆発してるタピオカブームはどうなるのか。
③タピオカの未来
需要と供給が溢れてるタピオカ、都会では長蛇の列が良く見られます。この列が無くなる時は来るのでしょうか。
僕個人の意見としては、勢いは落ち着くと思いますがブーム自体はしばらく続き、ゆっくり定着していくものと見ています。
というのも、今まで通りであればタピオカブームの周期から人気は一気に落ちますが、今回のブームはSNSと台湾人気の要因もあることから完全に終息はしないでしょう。特にSNSとの繋がりは強く、タピオカをアップする人がいる限りはブームはゆるゆると続くと思われます。
また、需要が落ち着くので回転率に特化したタピオカ屋は消えていきますが、バラエティ富んでいる店や設備の良い店で地道に残るか、もしくはカフェなどのドリンクとしてはタピオカは生き残るでしょう。
「タピオカは一般ドリンクとして定着なるか」
今回のまとめとして、タピオカがある程度定着するので今回の第三次タピオカブームが最後だと予想しますが、次の周期ではタピオカはどうなっているでしょうか。楽しみですね!絶滅してたりして。
最後に、ちなみに僕はタピオカを5回ぐらいしか飲んだことがありませんでした!サヨナラ!
次回は年金問題についてやるお!?
W杯レポ3 ~日本は通用したのか?~
はいこんにちは、泥門デビルバッツのくまゆーです
スポーツというのは、どうしても無い物ねだりになりがちですね。しかし、足りないものを補うのには限界があり、持っているもので勝負しなきゃいけない時は必ずきます。
そんな日本代表についてです。
アメリカ戦を見て
9月5日に行われたワールドカップ 日本対アメリカをテレビで観た方も多いのではないでしょうか。世界最強軍団であるアメリカとの試合は、普段から観れるものではなく会場やテレビの前では多くの期待と興奮が渦巻いていたと思います。
「ケンバちゃんと名将ポポヴィッチ」
結果から言うと敗戦の日本、順位決定戦を2試合残しますが、まずはお疲れ様です!崖っぷちのアジア予選から本戦へと辿り着き、世界ランク1位と戦う姿を誰が想像したでしょう。
これは注目されている八村塁君だけではなく日本代表全体の頑張りがなければ実現できませんでした。本当にありがとうの気持ちでいっぱいです。
しかし!試合の評価には感情を一切含めません。含めるとたくさん褒めちゃうからね。ただ、ディフェンスできないだのシュートが下手だの言うこの身の程知らずの根底は感謝しかないことを伝えたかっただけです。
記事の構成としては軽く試合の流れを追って、総評と展望という感じですかね。眠いから省くところがあるかもしれません。
いざ!スタート!
●開戦!直後の右ストレート
日本は篠山をスタートに戻しました。前の記事で僕が篠山はスタートに戻ると言ったのをラマスHCが見てたのでしょう。アメリカは白人と黒人がたくさん。
スタート直後にケンバ・ウォーカーがエンドワン。解説は良いファール的なことを言ってますが最悪の始まり方です。
今大会のアメリカの攻め方はthe個人技です。個人技の途中にフリーの選手にパスを出すこともありますが、あくまで自分で攻めるのが最優先事項になっています。ただ、チーム内でパスをする指示が出たら個人技を出さずにパスをしまくっての3Pです。
「数少ないオールスター、ケンバ・ウォーカー」
そんなこんなで出ばなをくじかれた日本はアメリカのハイペースに乗せられます。ディフェンスが凄まじく硬いアメリカと殴り合えるはずもなく、ターンオーバーからのカウンターを許します。
尚、解説はこれを日本がアメリカにスピードで勝ってると言っていましたが、ペースに乗せられ走らされてるだけ。
日本はペースを落とし自分達のリズムでオフェンスをしたいところですが、アメリカのプレッシャーをかけるディフェンスにシュートとパスが雑になります。冨樫か2年後のテーブス海が欲しくなる場面だね。
ラマスHCはアメリカのオフェンススピードとディフェンスでのプレッシャーを見て、ペースメイカーの安藤と確実に外から撃てる安藤周人、ボールに追いつける竹内広輔を投入。ダブル安藤。
しかし、戦術で対応しても機能しない日本、中に入れないからシューターを出したのに外も全然入らないから仕方がない。というかフリーを作らせてもらえない。スピードで勝てないじゃん!
ずーっとそんな感じの状況が続きます。アメリカもシュートが全然入っていませんが、数多く撃っているのとリバウンドをほとんど取られ、大量リードをされた前半の日本。
唯一の好材料は馬場はドライブができてたこと。
アメリカのFG
— くまゆーき (@roseyuku) 2019年9月5日
2P 25/40、3P 14/41
日本のFG
2P 14/45、3P 3/17
OFリバウンド
アメリカ20
日本8
アメリカが特別シュートを決めているんじゃなくてリバウンドで押し込まれてるし、それ以上に日本が外してる。
W杯はあと2試合。どんな経験をしてもアウトプットできなきゃ意味がない。頑張れ日本!
「こんなに撃たれちゃった」
●永遠に後出しジャンケン
後半はバーンズに3Pを決められてスタート、八村に頼りすぎなオフェンスの日本は苦し紛れのミドルシュートを多く撃ちます。というよりアメリカのゾーンに撃たされます。
今までの試合でミドルシュートをあまり見てきませんでしたが、日本はミドルが苦手なんでしょうか?
全然シュートの入らない日本ですが、それ以上にアメリカも入りません。ドライブしてからのキックアウトパスをしたいのでしょうが、外のシュートがまあ入らない。何故か守れてしまう日本。ただ、その殆どでリバウンドを取られ押し込まれます。
いろいろ雑なアメリカのオフェンス、パスミスやキャッチミスも増えますがフィジカルと反射神経で日本に奪わせません。
リバウンドといい、ジャンケンで勝ったと思ったら後出しで負けるような状況が続く日本。極めて理不尽なアメリカ。
八村もダンクを魅せ、ようやく見せ場を作りますが今までのような活躍は見せれません。バーンズかブラウンとマッチアップしていますが、どちらも素晴らしいディフェンダーです。いやバーンズはオールラウンダーか。
「Mr.器用貧乏、ハリソン・バーンズ」
その後も馬場の活躍以外特に驚くようなことはなくエースを抑えられ、後出しジャンケンなオフェンスを繰り返され日本は敗北です。正直なんとも言えないね、馬場は今年からGリーグかな。
「最後まで活躍した馬場」
尚、試合の最後にアメリカは24秒をきっているので100点目を決めません。決めると国民に怒られちゃうから。
これは大差が付いて残り24秒をきった場合は必要以上に点差を付けないのが相手へのリスペクトだそうです。成績とか結果主義のアメリカっぽくない。日本だと最後までやるのが美徳だよね。
※アメリカの文化だと思ってたらBリーグでもこの暗黙の了解が浸透してきたらしいです。高校とかではやめてほしいですね。そういえばアメリカの高校は暗黙の了解はあるのか?
●総評 ~通用したのかどうか~
結果から言うと、今の日本が通用した点はないと感じました。まあアメリカのオフェンスが雑すぎたのと日本のシュートが入らなすぎたので、わからないと言うのが正直なところです。
明確に通じていなかったのは八村ですね。自分の得意とするオフェンスパターンを抑えられた時の対処がまだ出来ていません。八村より劣る渡邊ですが、NBAでの経験からそういう時の対応力は素晴らしいです。こればっかりはNBAで試合に出て経験を積むしかないですね。
「更なる飛躍を期待される21歳」
これは他の選手にも言えることで、解説が言っていた「Bリーグで出来ていたことがNBA選手とやるとできない」ということです。この時の対応力を身につけるには得意なことが通じない環境に長く身を置く必要があります。だから馬場にはGリーグに来て欲しい。
もう1つ通じなかった点はシュートです。シュートは昨日の今日で改善できるものではありませんが、確実にアウトサイドから撃てるシューターがいないこととチェックに弱すぎることは明確な課題です。
また、プレッシャーがかかるとボールの扱いが雑になります。フィジカルも関係してくるので難しい話ですが、ボールを正確にコントロール出来ないと、そもそものオフェンスの組み立てが出来ないので頑張って欲しいところです。
リバウンドは無理なのでボックスアウトをすることぐらいしか言えません。身体能力系のセンターが欲しいですが、ファジーカスと竹内兄弟でやりくりするしかありませんね。ラマスHCの悩みどころ。
そのラマスHCも今後どうなるかわからなくなりました。この結果を受け解雇される可能性だってあります。協会が東京オリンピックまでに日本人監督にしたそうだしね。
ただこれだけは言っておきたいのが、正しい戦術を展開しても勝てるとは限らないということです。持ってるものを最大限に使い対策しても、デタラメなパワーで潰されることもあります。今回のアメリカの後出しジャンケンなプレーもまさにそれ。
僕がラマスHCに今後して欲しいのは八村を組み込んだチームオフェンスだけです。八村にボールを渡すとポストアップでの1on1は始めますが、スムーズなパスムーブからのフィニッシャーとしても見たいです。ミドルめっちゃ入るし。東京オリンピックまでには出来るはずです。それだけ。
「W杯一次予選全敗により評価が揺らぐラマス」
●日本のW杯は終わってない
てことで残り2試合です。たぶんニュージーランドと戦います。今までの日本であれば十分勝つ可能性はあります。が、今まで通りで通用しなかったこの3試合、さらなる格上と戦うために何か変えてくるかもしれません。とても楽しみです。
頑張れ!日本!
あ、スタートはアメリカ戦と一緒かなたぶん
竹内譲次とファジーカスが代わるかもという保険をかけておきます。多分ないけど。
それではサヨナラ!
次回は年金問題についてやるお!?
W杯レポ~日本は改善できたのかい?~
こんにちは、シカゴ・ブルズのくまゆーです
今回のアメリカ代表はオールスターが1人しかいないということで歴代最弱と言われてます。しかし各国の評価の目安としてNBAの人数が用いられることから、全員NBAのアメリカは優勝候補であることは間違いないですね。そして、そんな国と戦えるのは今の日本にとって勝敗以上に価値のある経験になりそうです!
それでは本題!
W杯チェコ戦をクォーターごとに評価
9月3日に行われたチェコ戦、皆さんの中には記憶に新しい方も多いんじゃないでしょうか。というか今日ですし笑。トルコとの黒星から背水の陣で臨んだこの試合ですが76-89での敗戦ということで肩を落とした人も多くないはず。
但しそれは負けて悔しいくらい日本が成長し、それだけの可能性を持っていたと言うことでもあります。
そして世界最強のアメリカ戦も控えているということで、敗戦に文句を言ったり頑張るだけの根性論を語っても仕方がないので、今回の試合のクォーター毎の見解を書いていきます!
それではいきましょう!
〈1Q ~日本!改善してきまんた~〉
まずは第1Q です
スタートは田中・馬場・渡邊・八村・ファジーカスとなっております。前回の記事を見ていただいた方なら気づいたと思いますが、わかりやすく弱点を隠してきた日本です。
高身長PGのサトランスキーに対して、どこでスイッチしても守れる布陣を敷いてきた日本は思惑通りにサトランスキーを守ることに成功します。
オフェンスに関しても八村を頼ってはいますが、誕生日である田中がミドルシュートに3Pを決め前回とは打って変わり積極的な日本。
日本がトルコ戦で3Pが入っていたことからチェコはアウトサイドを警戒していきますが、田中、馬場はそこを利用しドライブしていきます。敗戦から見事に修正してきました、レイアップが入らないけど。
本来は周りを活かすタイプのサトランスキーが1on1を多用したことや3Pを露骨に撃ちすぎるチェコの事情もあり18-18で1Qを終えます。これを上出来と言わずになんと言おうか。え?リードをしろって?W杯で贅沢を言わない!
〈2Q ~下手な3Pも数撃ちゃ入る~〉
あんまり印象に残っていないので、なんも書くことがない2Qです。でも頑張って書きます。
1Q同様に良いディフェンスをしていく日本、ただそのメンバーがちょっと面白いです。篠山、比江島の元スタート組と竹内譲次の3人でしっかり守っています。スタートだと守れなかった2人がチェコにタフなショットを撃たせていきます。
さらに面白いのが竹内譲次に代わりファジーカスが出てきた瞬間に、日本が守れなくなったことです。おそらくファジーカスをカバーしようとするあまりにディフェンスがオーバーになるのでしょうか?ターンオーバーもありチェコの流れになります。
この話の1番興味深い点はディフェンスが崩れた原因の3人が篠山、比江島、ファジーカスという点です。はい、本来の日本のスタートですね。そりゃ守れないわという話。尚、竹内譲次と一緒だと篠山と比江島は問題なく守れるので相性って大事。
チェコが次第に3Pを決めてきたこともあり2Qは40-45で終えました。まあ下手な3Pも数撃ちゃ入るということで、代表選手が数撃ちゃたくさん入るのは当たり前ですね。
ただ苦しいシュートを打たせ続けた日本、5点差というのは悪くありません。勝負は魔の3Qへ。
〈3Q ~ゾーンを得たサトランスキー、水を得た魚~〉
両チームスタートメンバーに3Q開始
先に流れを得たのはチェコ、サトランスキーを起点に3Pを決めます。難しいアウトサイドまで決めてしまうチェコは日本のチェックに対してフェイクとドライブで点を決めます。1Qのドライブをやり返された形、チェコはレイアップを決める。
日本は八村がダンクを決めるもディフェンスの攻略とまではいきません。
チェコのアウトサイドをカバーするためか日本はゾーンディフェンスを展開します。これがチェコに有り難かった。
サトランスキーが周りと連動して活かすタイプなのに1on1をしていたチェコ、日本がゾーンにしたため自ずとサトランスキーの1on1の形がなくなり綺麗なゾーンアタックを展開していきます。まるで水を得た魚。
日本も疲れが見える中で比江島のシュートで流れをもってこようとしますが、ファジーカスのミスから速攻をくらいます。良いタイミングでターンオーバーをする今日の日本。55-64で4Qへ。
〈4Q ~流れまであと1歩~〉
早めに点差を詰めたい日本は篠山や八村の頑張りでシュートを決めていき、トルコ戦では見られなかったハッスルを見せます。
しかし1度流れを掴んだチェコは冷静で時間を使い確実に点を取っていきます。日本がパスをつなぎ、ようやく取った点を速攻で返される場面もありました。辛い時間。
明らかに3Qよりも良い動きをしている日本ですが点差を詰められません。特にサトランスキーが厄介で、篠山はよく守っていますがオフボールでもスペースをつくる有能さを見せられます。これがNBA、いやシカゴブルズなのか…
不幸中の幸いかファジーカスの退場により出てきた竹内譲次のおかげでディフェンスとパスムーブが良くなる日本ですが時間が圧倒的に足りません。
そのまま76-89で試合は終了です。くぅー
〈総評〉
トルコ戦からの課題を改善した日本。ただし改善したからと言って完璧ではない試合内容でした。篠山はスタートに復帰かもしれません、メンバーによっては十分守れることを示したので。
大きな問題としてはターンオーバーとフリースロー、日本がターンオーバー14のフリースロー44.4%に対してチェコは5の71.2%です。
ただ戦術的にはゾーンの継続以外は問題はないので、これ以上の実力がある国に勝つには選手1人1人の技術の向上が求められるでしょう。
八村21歳、渡邊24歳、馬場23歳と若い日本の主力達は全盛期を迎えるまでに多くの経験を積む必要があります。そして次の相手は最強アメリカのドリームチームです。
黒星2つの日本はどのような試合を見せるのか非常に楽しみです!
それでは読んでいただきありがとうございました!次の記事までさようなら!
次回は年金問題についてやるお!?